お出かけ・トレンド

赤ちゃんの服装選びは、第1子を授かったママやパパにとっては初めての経験なので少し難しいかもしれません。
また、赤ちゃんは自分で体温調整が苦手なため、ママ・パパが服装でサポートしてあげることが重要。季節や成長に合わせて、適切なサイズや素材を選ぶことが大切です。
この記事では、季節におすすめのウェアや、0~3ヶ月期のポイント、月齢別のおすすめサイズチャートや、綿やガーゼなど肌に優しい素材の選び方をご紹介します。
さらに、赤ちゃんの服装選びに役立つ、便利な機能付きアイテムも紹介します。例えば、着替えをスムーズにするコンビ肌着など、ママ・パパにとってありがたいアイテムです。
この記事を読むことで、赤ちゃんの服装選びに自信が持てるようになります。ぜひ、参考にしてください。
赤ちゃんは自分で体温調整ができない
赤ちゃんは自分で体温調整をすることができません。
その理由は以下の2つです。
- 体温調節機能が未発達であるから
- 汗腺がまだ十分に働かないから
具体例として、赤ちゃんは大人に比べて汗をかきにくく、熱を体内にこもらせやすい傾向があります。
また、冷たい空気にも敏感です。
赤ちゃんが快適に過ごせるように、適切な服装を選ぶことがママやパパの重要な役割です。
特に生まれてから3ヶ月までの期間は体温調節が難しいため、季節や気温に応じたウェア選びが必要です。ママやパパは、赤ちゃんの服装をチェックし、適切な調節ができる製品を選ぶことが求められます。
また、赤ちゃんの安心・安全面を考慮して、素材やデザインにも注意を払いましょう。
赤ちゃんの服装基本:季節別おすすめウェア
春夏向けの赤ちゃんウェアは、通気性と吸水性に優れている薄手の綿やガーゼ素材が人気です。
注意点は、外と室内の温度差。
外は暑いのに室内では冷房で寒くなるので、気温が低くなっている室内やエアコンによる冷え対策も重要です。
一方、秋冬向けのウェアでは、暖かい素材や防寒対策が重要になります。
さらに、動きが活発になってくると柔軟性のあるウェアを選ぶことがおすすめです。
具体的なアイテムは、シーズンごとに変わりますが、ロンパース、肌着、ボディスーツ、パジャマなどが基本です。
0~3ヶ月の服装ポイント
0~3ヶ月の赤ちゃんの服装で重要なポイントは、綿や天竺素材のウェアを中心に選ぶことです。
また、おむつ交換が容易にできるデザインの肌着やロンパースが便利です。
さらに帽子、靴下などの小物もちょっとしたおしゃれに役立ちます。
夏の赤ちゃん服装:汗対策と快適素材
夏の赤ちゃん服装では、汗対策と快適な素材が重要です。
薄手の綿素材がおすすめで、通気性が良く肌に優しいため、赤ちゃんも快適に過ごせます。
具体的には、半袖ロンパースやTシャツ、短パンなどの軽い衣類が適しています。
また、帽子の着用やアウターもこまめに替えて、室内外の気温変化に対応しましょう。
肌着も夏場は半袖のものを選び、暑さ対策に努めましょう。
赤ちゃんの成長に合わせてサイズを変えることが大切です。
春・秋の赤ちゃん服装:選び方と注意点
春・秋の赤ちゃん服装では、気温の変化に注意しながら適切なアイテムを選びます。
長袖ロンパースやカーディガン、厚手のパンツが基本的なアイテムです。
また、天竺素材やガーゼ素材の服も好適で、保温性と通気性があります。
注意点として、季節の変わり目は気温が上下することが多いため、外出するときは重ね着やアウターでの調節が重要です。
また、赤ちゃんの体調や月齢によっても服装を変えることが必要です。
赤ちゃんが活発に動くようになると、動きやすい服装を選びましょう。
ママやパパも赤ちゃんの様子をよく観察し、適切な服装で快適な季節を送りましょう。
冬の赤ちゃん服装:防寒対策とおすすめグッズ
冬の赤ちゃん服装では、適切な防寒対策が大切です。
長袖ロンパースや厚手のパンツ、防寒用のアウターが基本的なアイテムになります。
また、お出かけ時には、赤ちゃんを暖かく包んでくれる抱っこ紐ケープやフットマフがおすすめでです。
室内でも外でも、赤ちゃんの体温を保つことができるよう気をつけてあげましょう。
頭は体の中でも大きな部分を占めるため、帽子をかぶって体温が逃げないようにするのも有効です。靴下を着用し、足元から温めるのもいいでしょう。
さらに、赤ちゃんの肌は敏感なため、素材やデザインにも気を配ります。
肌触りの良い綿素材や、やわらかい素材がおすすめで、赤ちゃんにストレスを与えないデザインを選びます。
冬場も赤ちゃんが快適に過ごせるよう、適切な服装でしっかりと防寒対策をしましょう。
赤ちゃん服のサイズと素材:成長に合わせた選び方
赤ちゃん服のサイズ選びは、月齢や成長に応じて変化する点に注意することが重要です。
新生児期には肌着やオールカバータイプのものがおすすめで、サイズは50cmが適切だと言われています。
また、素材にこだわることも重要。
赤ちゃんの肌に優しい綿やガーゼ素材が特に人気です。夏場には吸汗性が高く通気性の良い素材を選ぶことで、快適な着心地になります。
肌着やロンパース、ボディスーツに半袖や長袖など季節に応じたアイテムを用意しして、赤ちゃんの成長や体調に合わせて調節しやすい服装を選びましょう。
月齢別の目安サイズチャート
月齢別のサイズチャート以下が目安です。
- 新生児~3ヶ月: 50~60cm
※低体重の赤ちゃんは40cm~が目安です。 - 6ヶ月: 60~70cm
- 9ヶ月: 70~75cm
- 12ヶ月: 75~80cm
ただ、赤ちゃんの成長は個人差があり、ブランドによってもサイズが違うため、実際に着せる前には、しっかり確認しておくようにしましょう。
ママ・パパに嬉しい便利な機能付きアイテム
便利な機能が付いた赤ちゃん服やグッズも多く、ママやパパに支持されているものもあります。
赤ちゃんとの生活を快適にできるような、機能がついているアイテムを選ぶのも1つの手です。
赤ちゃんの着替えをスムーズにするコンビ肌着やボディースーツ
一例としてコンビ肌着は、着替えをスムーズに行えるので、新生児期から利用できるおすすめのアイテムです。
通常のロンパースやTシャツとパンツの組み合わせに比べ、ボディとパンツが一体型になっているため、おむつ交換も簡単です。
素材には、赤ちゃんの肌に優しい綿やガーゼが使われていることが多く、肌触りも快適です。
また、半袖や長袖、各種サイズ展開もあり、成長に合わせて選べるのも魅力のひとつ。
赤ちゃんの快適な着心地と楽な着替えを実現するコンビ肌着は、ぜひ取り入れたいアイテムです。
生後3ヶ月以降はボディースーツも試してみるといいでしょう。
ボディースーツは、足のないパンツとシャツがつながっていて、股の部分をスナップボタンでとめるタイプの肌着です。
裾が短いので暑い時期も着せることができます。
お腹を覆うことができるので下半身をよく動かすようになってもお腹の冷えが予防できます。
真夏はウェア代わりにも。前開きや肩からかぶるクロスショルダー型、キャミソール型など、種類も豊富です。
お出かけ時の赤ちゃん服:体温調節や時期別のアイテム
お出かけ時の赤ちゃん服選びでは、気温や季節に合わせた体温調節が重要です。
赤ちゃんの場合、自分自身で上手に体温を調節できないため、適切な服装でサポートしてあげる必要があります。
夏場は薄手の素材で通気性の良い服がおすすめ。
冬場は暖かな素材の防寒対策が大切です。
春や秋は、Tシャツやカーディガンなど、脱ぎ着しやすいアイテムを活用しましょう。
抱っこひも対応や足が出せるタイプのおくるみ
お出かけの際に便利なアイテムとして、抱っこひも対応のおくるみ(スリング)や、足が出せるタイプのおくるみ(スワドルのようなもの)があります。
これらのアイテムは、赤ちゃんの成長や季節に応じて選ぶことで、お出かけがより快適になります。
カバーオールや帽子:アウトドアでのアイテム選び
アウトドアで過ごす際には、赤ちゃんの身体を守るためのアイテムが欠かせません。
カバーオールは、一枚で全身を覆うことができるため、手間なく着せることができます。
また、風や紫外線から赤ちゃんを守るための帽子も必要です。
特に、夏場は紫外線対策として、冬場は防寒対策として、帽子選びに注意しましょう。
アウトドアでのアイテム選びでは、機能性やデザインも大切ですが、何より赤ちゃんの快適さと安全を第一に考えることが重要です。
赤ちゃんの寝る時の肌着や服装選びのポイント
赤ちゃんの寝る時の肌着や服装選びは、快適な睡眠をサポートするために重要です。
- 赤ちゃんにやさしい素材
- 適切なサイズ感
- 季節にあった服装
- 着替えやすさ
上記のポイントを参考に選びましょう。
赤ちゃんにやさしい素材
赤ちゃんは肌が乾燥しやすかったり、摩擦に敏感ですぐにかぶれてしまうので、肌に優しい素材を選ぶことが大切です。
例えば、綿やガーゼなどの天然素材がおすすめで、通気性が良く肌触りの良いものを選びましょう。
適切なサイズ感
赤ちゃんの肌着は、赤ちゃんの成長に合わせてサイズを変えることが大切です。
基本サイズはありますが、月齢や体重によって適切なサイズが変わるので、成長とともにサイズを見直しましょう。
季節に合った服装
夏や冬、それぞれの季節に合った服装を選ぶことで、赤ちゃんの体温調節をサポートできます。
夏は薄手の素材や半袖、冬は長袖や暖かい素材を選びましょう。
着替えやすさ
赤ちゃんにはオムツ交換や睡眠中の体勢変更があります。
着替えやすいデザインを選びましょう。
コンビ肌着や前開きタイプなど、簡単に着替えができるものがおすすめです。
赤ちゃんの成長に伴った服装選びはどうすればいい?
赤ちゃんの成長に伴って服装を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 月齢や体重に合わせてサイズ選び
- 肌着とアウターのバランス
- 機能性のある服装
- デザインやブランド選び
月齢や体重に合わせたサイズ選び
赤ちゃんは成長が早く、サイズがすぐに合わなくなります。月齢や体重によって適切なサイズが異なるため、定期的に見直しましょう。
肌着とアウターのバランス
成長とともに、外出が増えることを考慮し、肌着とアウターの組み合わせを選びましょう。例えば、長袖の肌着の上に服を着せることで、季節や室内外の気温に対応できます。
機能性のある服装
成長すると、赤ちゃんは動きが活発になるため、ストレッチ性や通気性の良い素材がおすすめです。
場所や季節に応じて、耐久性、保温性、防水性など機能性のある素材を選びましょう。
デザインやブランド選び
成長にともない、赤ちゃんの個性が出てきます。
赤ちゃんの好きな色・キャラクター・デザインなどで選んだり、ママやパパの好きなブランドやデザインを選ぶことで、着せる楽しみも増えます。
結婚式や入園式などイベント時の服装選びはどうする?
明確な決まりがないからこそ、イベント時の服装選びに悩むのは自然なことです。
例えば、結婚式や入園式の服装選びには、カジュアルすぎずに、かつ適切な服装が求められます。
結婚式
結婚式は、ベビードレスを選ぶのが無難です。
色は特に指定はないので、赤ちゃんに一番似合うものを買ってあげましょう。
またドレス選びで重要になるのがサイズ感。
身長や背丈、着丈(肩から膝)、首回りなどを事前に測ってからお店にいきましょう。
入園式
0歳の赤ちゃんはフォーマルなロンパースがいいでしょう。
何よりも動きやすいのがロンパースの特徴です。
男の子はジャケットを着ているようなデザインのロンパースや、フォーマル感を演出できる袴ロンパースを選ぶのもおすすめです。晴れ着をイメージさせるロンパースは、端午の節句などにも着回しできます。
女の子の赤ちゃんの晴れ着にも、フォーマル感を演出できるロンパースがおすすめです。ロンパースの中には、晴れ着にぴったりのデザインもあります。ワンピースになっているものは、かわいらしいコーディネートができるでしょう。
赤ちゃんの服装ガイド!季節別おすすめ&選び方ポイントのまとめ
赤ちゃんの服装選びでは、適切なサイズ、季節や気温に応じた服装、そして肌に優しい素材が重要です。
これらのポイントを踏まえて、赤ちゃんに快適な服装を選ぶようにしましょう。
実際に言葉を交わすことができないからこそ、赤ちゃんの服装選びは悩ましいもの。
この記事を参考に、季節の変化や赤ちゃんの月齢にあわせて、赤ちゃんの生活を服装からしっかり支えてあげましょう。