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先輩ママ100人に聞きました!赤ちゃんの「はじめて」一番の思い出は何ですか?

こんにちは、編集部Jママです。
愛情をたっぷり注ぎながら我が子の成長を見守っているママたち、本当にお疲れ様です!
夜通し続く授乳や夜泣き、予想外の出来事に振り回されることもあるかもしれませんが、子どもの成長を感じたり笑顔を見ると心が満たされますよね。

今回、ママ100人に「赤ちゃんの“はじめて”と聞いて一番の思い出は?」をたずねてみました。
なかでも多かったのは『はじめての笑顔』。天使のような笑顔に心が癒されたという声がたくさん寄せられました。
はじめての授乳、はじめての沐浴、はじめての寝返り、これを読んでくれているみなさんもたくさんの思い出をお持ちでしょう。
ほっこりエピソードから、ハラハラドキドキひやっとエピソードまで、赤ちゃんの成長を感じられる感動の瞬間をたっぷりお届けします。

きっとあなたも我が子の「はじめて」を思い出して、癒されるはず!

思い出深いはじめては、やっぱり赤ちゃんとの「出会い」から

子育てのなかで「はじめて」の思い出はたくさんあれど、そのすべての「はじめて」は、赤ちゃんとの出会いがあってこそ。

アンケート(※)に答えてくれたママたちからも「こんにちは、あかちゃん」エピソードがいっぱい寄せられました。

はじめて出会ったときが一番の思い出。はじめての出産でとっても不安だったけど、無事に生まれてきてくれて、しっかり泣いてくれて出会えたのはやっぱりすごく記憶に残っています。想像していたよりも人間ぽくて安心しました!笑(生後4ヶ月男の子ママはるかさん)

ほかにも
・生まれてすぐに胸の上で抱かせてもらって、温かくて重たくて生きているんだなぁと実感した!
パパが泣きながらありがとうと何度も言ってくれた!
など、感動の熱さが伝わってくるコメントがいっぱいありました。

そんなあたらしい命へのよろこびはママ&パパだけではありません。

退院して初めて赤ちゃんと対面したときの、お姉ちゃんのうれしそうな顔といったら! 一生忘れられない一番の思い出です。(1歳男の子&5歳女の子ママゆうさん)

3歳のお姉ちゃんが生まれたばかりの弟くんに「ママのおなかから出てきたんですって。はずかしいわね、ふふふ」と話しかけていた!というほのぼのエピソードも! ちょっぴりおませなお姉ちゃん。これからどんなお姉ちゃんっぷりを発揮するでしょう!

そして、ママたちは、おっばいをあげるときにその感動もひとしおのようです。

はじめての授乳〜本能ってすごい!

産まれてまだ間も無いのに本能的にお乳を一生懸命吸う姿がとても愛おしくて! 赤ちゃんは目の前のことに一生懸命に生きる尊い存在ですね。(生後1ヶ月男の子ママみなえさん)

誰にも教わってないのに必死でおっぱいを探して上手に吸ってくれて感動しました!
幸せな気持ちでいっぱいになり、涙がでました。(生後5ヶ月男の子ママゆうきさん)

おっぱいを探す姿、精一杯吸おうとする姿をみると、生きる力ってすごいなぁ、と感じずにはいられませんよね。
出産後なるべく早くおっぱいを吸わせてあげるのには大切な理由があることは、出産を経験したママたちはご存知かもしれませんね。

赤ちゃんとママの体のフシギ

赤ちゃんにおっぱいをたくさん吸ってもらうことで、ママの体は
・出産が終わった→子宮を収縮させよう!
・赤ちゃんが生まれた→おっぱいを出すぞ!
という2つの信号を受け取ります。

そして、愛情ホルモンが、たくさん分泌されるのです。
だから、とにかくいっぱい吸ってもらいましょう!
産後すぐは母乳があまりたくさん出ないかもしれないけれど、最初から上手にできなくたっていいんです!

はじめての授乳は、私も赤ちゃんも不慣れでタジタジ。私は赤ちゃんの抱き方や扱いにたじたじ、赤ちゃんもまだ口の開き方を知らない。初めておっぱいに赤ちゃんの口が触れた瞬間、やっと、ママになるんだ、我が子がここにいるんだ…!と、全身に幸せが走りました。少し乳首は痛かったけれど、あの痛みも幸せでした。生まれてきてくれてありがとう!(生後4ヶ月女の子ママかなさん)

「赤ちゃんもまだ口の開き方を知らない」と気づいたかなさん、すごいです!

そう、ママが不慣れなだけでなく赤ちゃんだって不慣れなんですから、二人三脚で一歩ずつ、ですね!たくさん吸ってもらううちに母乳が出てきたよ〜というママも大勢いますよ。
そして、そうやって赤ちゃんがおっぱいを探すのは「探索反射」、一生懸命吸ってくれるのは吸(きゅう)てつ反射」といいます。
どちらも無意識にでる原始反射の一種です。

探索反射:ほっぺたや口のまわりに何かが触れると、触れた方へ向いて口をあけたり吸い付こうとする反応
吸てつ反射:赤ちゃんが口のなかに入ってきたものを吸おうとする反応

この原始反射があるから、目があまり見えなくてもおっぱいや哺乳瓶の乳首を見つけ出して飲むことができるんですね。本能ってすごいなぁ。

忘れられないはじめて笑ってくれた日

赤ちゃんが泣いている理由がわからなくて途方にくれる日もありますが、赤ちゃんが笑ってくれるとそんな大変さも吹き飛びますよね。

生後3ヶ月ころになったある日、あやしたらはじめて声を出して笑ってくれたのが印象深いです。(生後4ヶ月女の子ママあやかさん)

オムツを入れるビニール袋をガサガサさせたら、はじめて声を出して笑って! 可愛くて可愛くて、泣けるほどうれしかったです。(生後5ヶ月男の子ママまなみさん)

あやかさんは以来、
「視線を合わせて子どもが興味を持っているときに、話しかけたりふれあい遊びをしたりすることって大切なんだなぁ」
と実感したそうです。

まなみさんも
「いろんな音がなるものや、いろいろな形、感触を体験させてあげたいな」と思ったそう!
お世話をしてあげていて反応があるとやっぱりうれしいですよね。赤ちゃんの笑顔は100万馬力のママパパの元気の源ですね!

赤ちゃんの笑顔のヒミツ

赤ちゃんの笑顔。

実は生後2ヶ月ぐらいまでは笑っているように見えても、それは「新生児微笑」と呼ばれる感情表現とは別の神経の反射によっておこる現象なんですね。
これも原始反射のひとつです。
何かを感じて笑っているのではなく、無意識に口角があがっているというわけです。

それが生後2ヶ月ごろになると徐々に人の顔や声、外的な刺激に反応して笑顔をみせるようになり、さらに「うれしい♪」「たのしい♪」と感情をともなって笑うようになります。これを「社会的微笑」といいます。

笑い方にも少しずつ変化がみられるはずです。

生後5ヶ月ママのみほさんの場合、
クーイング中に笑顔をみせていた時期が続き、ある日、抱っこしながら破裂音(パ・パ・パパ・パなど)を言って見せたらよろこんで、声を出して笑ってくれたとおっしゃいます。

はじめてしっかりと声を出して笑ってくれたのが印象深いです。いろんな声かけをすると赤ちゃんの反応もいろいろみられるんですね!(生後5ヶ月男の子ママみほさん)

コミュニケーションを重ねることで、笑いの種類や表現も複雑になってくるでしょう。
お子さんの成長には個人差がありますが、毎日たくさん声をかけてあげてくださいね。

はじめてのお留守番

ちょっぴりハラハラドキドキの日を、一番の思い出にあげてくれたママもいました!

初めて2人でお留守番した日。何事もなく平和に過ぎていった日は忘れられない。(生後3ヶ月男の子ママあゆみさん)

はじめてたった一人で赤ちゃんの命を守るのは、親としての重みを改めて感じずにはいられませんよね。
風邪など引かず、健康で平和な1日こそが幸せなんだなぁ、と感じたとあゆみさん。

お留守番といえば、パパのお留守番も経験済みの方は多いのではないでしょうか。

産後はじめての美容室にいくため、パパにお留守番をお願いしたみささん。

いつもパパは寝かしつけのときの我慢が足りないため:笑、寝ぐずりがすごいんです。そのため、お留守番前に、寝かしつけポイントを指導しました!いい思い出です。(生後4ヶ月女の子ママみささん)

なかには「パパにお留守番を頼むのはちょっぴり不安!」
というママもいるかもしれませんね。
でも、月齢が早めのうちから少しずつお願いするのがおすすめなんですよ。

パパのお留守番は生後2〜3ヶ月から

【メリットポイント】

・ママを求める気持ちが強すぎない
・お昼寝の時間が長い
・必然的にスキンシップがとれ愛着がわく

まずは授乳が終わってすぐの赤ちゃんのお腹が満足しているタイミングで3時間未満、次の授乳までの間からチャレンジしてみるのもいいですね。
パパの緊張は赤ちゃんにも伝わるので、「何かあったら連絡してね」とパパの緊張をほぐしてあげることが赤ちゃんのためにもなります。
早めにパパが育児に自信をもてるようになると、ママが一人で抱え込むより楽ちん。
パパにも赤ちゃんとの「はじめて」の思い出がたくさんできますように♪

はじめての思い出おもしろ集

さて、ここからはちょっぴりクスっと笑っちゃう、ほのぼのエピソードをご紹介!

初めてトマトを食べたとき、何これ!!!とすごくびっくりしていて可愛かったです。(生後6ヶ月女の子ママえりかさん)

偶然にも動画を撮っていたというえりかさん。
撮影の準備をしておくと「はじめての思い出作り」にひと役買いそうですね!

とはいえ、こんなママも…。

はじめてのレモン。与える前から撮影を始めて反応を楽しみに見ていると……平気で食べた! しかももっともっとと催促まで。予想していたのと全然違って笑いました。(1歳10ヶ月女の子ママかなえさん)

想像を越えたお子さんのリアクションがほほえましいですね!

食べたら出す!が自然の摂理ですが、オムツ替えでのおしっこ噴射は多くのママ&パパあるあるですよね。
予期せぬタイミングで、いまや一番の思い出、と語るのはみささん!

お風呂上がりにはじめてうんちを噴射されたこと。ママの両足にうんちが飛んで大変でした…。学び:お風呂上がりにはまずオムツをあてよう!笑(生後4ヶ月女の子ママみささん)

「一番思い出に残っているはじめて」へのご回答ですから、いかに衝撃的だったかわかりますね!

赤ちゃんとの生活ははじめてにあふれてる!

赤ちゃんとの生活は、毎日が驚きと感動の連続ですね。

今回のアンケートでも多くのママたちが赤ちゃんの『はじめて』の瞬間に心を揺さぶられ、宝物のような思い出をたくさん作っていることが分かりました。

赤ちゃんの成長は、あっという間。
だからこそ、一つひとつの『はじめて』を大切に、子どもと一緒に成長していきたいですね。

この記事が、あなたもご自身の赤ちゃんの『はじめて』を振り返り、愛おしい気持ちでいっぱいになるきっかけになれば幸いです。

※アンケート概要/対象:親育子育ラボがbabyco会員に向けメールマガジンで実施、期間:2024年11月、N=100

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