赤ちゃん・子育て
みなさんこんにちは、編集部Kです。
小さな子どもの子育ては、「お世話をする」、「一緒に遊ぶ」がメインですよね。
お世話は、「おむつ替えや食事、お風呂、寝かせる」など、時間調整も大変ですが、やることはわかっているので段取りを工夫すればできます。
ところが、「一緒に遊ぶ」は、やることが決まっていません。何をしたらいいのか、どうやったら子どもが喜ぶのかわからなくて困っているママパパはとても多いんです。編集部にも、こんな声がたくさん届いています。
- 「飽きやすい2歳の息子と一緒に遊ぶのが大変です。短時間で夢中になれる遊び、誰か教えて!」(2歳・男の子ママ)
- 「夫は家だとスマホばかり。パパが子どもと遊ぶようになるにはどうしたらいいのかな」(2歳・女の子ママ)
- 「仕事が忙しくて子どもの顔もあまり見られません。子どもと遊びたいけど、いつ、何をしたらいいのか……。」(36歳・女の子と男の子のパパ)
そこで今回は、脳の発達と遊びの関係性が高い、2歳・3歳頃の親子遊び。しかも、長い時間をかけずにできる遊びをご紹介します。
2歳・3歳は
神経回路が急速に発達するゴールデンタイム!

2〜3歳は、立って走って、ジャンプして、指先から手足全身をつかった遊びができるようになる年齢です。
この時期の子どもの脳は、神経回路が急速に発達するゴールデンタイム!
手足をバタバタ動かしたり、ふらつきながら立ったりすることで、小脳や前頭前野がしっかり刺激され、新しい神経の結びつきがどんどん生まれます。
さらに、芝生や砂の感触を「サラサラ」「ザラザラ」と感じたり、おうちで音楽に合わせてステップを踏んだりすると、視覚・触覚・聴覚が同時に活性化され、感性や情緒の土台を豊かに育てます。
さらに、遊びの中で「できた!」という小さな成功体験を重ねると、「次はもっとがんばろう!」という挑戦心と、自分を信じる力(自己肯定感)が自然に育ちます。
もし失敗しても、ママ・パパがそっと手を差し伸べて「もう一度やってみようね」と声をかければ、お子さんは安心して再チャレンジできます。
週末あそびはパパと子どもがじっくり遊べる
貴重なチャンス!

遊びが大事なのはわかるけど、
- 長く遊べない
- じっくり向き合えない
など、子どもとの遊び時間が気になるママパパはとても多いです。
子どもと毎日、たっぷり遊ばなくちゃいけない。
なんてむずかしいですよね。もちろんそうできれば最高ですが、ママパパが無理をするほうが断然よくありません。
週末はどうですか? お子さんと遊べる時間が持てる方も多いのではないでしょうか。とくに、パパのお仕事がお休みの日は、パパが遊びに主体的に参加することで、日頃育児に奮闘しているママもほっと一息つける時間ができます。コーヒーブレイクや読書など、ママがリフレッシュするための時間は、ぜひぜひ、ぜひ!つくってほしいです。
週末あそびのメリット!
週末のパパと子どもとの遊びには、たくさんのいいことがあります。
まとまった時間でじっくり遊べる。
お子さんの表情を見ながら遊ぶことができるので、お子さんのレベルに合わせたルール変更もスムーズに。
家族の笑い声が聞こえる
子どもとパパのはしゃぎ声が家族全員の笑顔を増やします。「今日は何して遊んだ?」という会話も自然と弾み、家族の絆がぐっと深まりますよ。

学びと成長の機会が増える
新しい遊びにチャレンジしやすい絶好のチャンス。子どものできた!を見逃しません。
パパとの遊びは、ママとちがう体験になる!
高く抱っこしてくるっと回したり、「よーいドン!」と全力で追いかけっこしたりなど、ママとはちがうスリルや楽しさを感じ、その瞬間、子どもの目がキラキラ輝くのが見えます。これには、リズム感やバランス感覚、さらには感情コントロール力を育むパワーがあり、専門家も太鼓判を押しています。

パパと遊ぶメリット
- 子どもの新たな一面発見
パパのダイナミックな動きや声かけは、ママとは違う刺激となって子どもの好奇心をさらに引き出します。 - 父親としての絆づくり
「パパとだけの秘密の遊び」を通じて、子どもはパパを特別な存在として認識し、安心感と信頼感を深めます。 - パパ自身のリフレッシュ&満足感
週末の遊びを通して親子で笑顔を共有することで、育児参加への達成感が得られ、仕事疲れもリセットできます。
ママへのメリットも大きいんです!
- ストレス発散&リフレッシュ
子どもと全力で動くことでエンドルフィンが出て、仕事や家事の疲れ・イライラが軽減。 - 育児の自信アップ
「子どもが楽しんでくれた」「成功体験を一緒に味わえた」という実感が得られ、次の育児アクションへのモチベーションに。 - パートナーとの協力体制強化
一緒に遊びプランを考えることで、ママ⇔パパ間のコミュニケーションも活性化し、育児シェアのきっかけにもなります。

トットットがおすすめする
5分〜10分の週末“ちょこっと あそび”
「子どもと遊ぶのも疲れるのですが……」
毎日忙しくしているママパパの心の声ですよね。よ〜くわかります。
そこで、トットットがおすすめするのが“ちょこっと あそび”。
たった5〜10分で十分に子どもが楽しめて脳にも刺激をあたえられる
夢のような遊びです!
5〜10分の“ちょこっと あそび”レシピ紹介
- 5~10分×5レシピで、脳を十分に刺激する
- 親子で「できた!」を積み重ね、自己肯定感と成長を同時に育みましょう。
ビーズネックレス作り
目標発達:つまむ動作/約2歳頃
材料:大きめビーズ30~40個、太めの紐(パイプ付きが通しやすい)
時間:約10分
- ビーズと紐をテーブルに広げる。
- 「赤→青→黄」の見本をママ・パパが通す。
- 子どもに同じ順序でつまんで通してもらう。
- 完成したら一緒に首にかけ、「できたね!」とハイタッチ。
脳への刺激ポイント
- 指先の器用さや集中力UP。
- 「赤」「青」「黄」の言葉も自然に覚えられます。

カラーボールキャッチ
目標発達:色の識別(3色)/約2歳6ヶ月頃
材料:プールボール3色×各10個、大きめバケツ2つ
時間:約5分
手順
- 床に3色のボールを置く。
- 「ママは赤、パパは青」を決める。
- 合図で自分の色だけを拾い、バケツに入れる。
- 30秒タイムアタックで拾った個数を数える。
脳への刺激ポイント
- 色名を声に出すと語彙力も同時に刺激。
- 競争要素で飽きずに集中できます。
バランス・ビームチャレンジ
目標発達:片足立ち10秒程度/約2歳6ヶ月頃
材料:ガムテープ、やわらかマット
時間:約5分
手順
- 床にガムテープで線を貼り、平均台を作成。
- パパ・ママがお手本で線上を歩く。
- 子どもが線上をゆっくり歩き、片足立ち10秒に挑戦。
- 成功したら「次はここまでジャンプ!」と距離を広げる。
脳への刺激ポイント
- バランス感覚と体幹を同時に鍛えられます。
- 成功体験で自己肯定感もグッとアップ。

ミニ・ジャンプゲーム
目標発達:大きくジャンプ/約2歳6ヶ月~3歳頃
材料:丸型バスマットやクッション数枚、ガムテープ
時間:約5分
手順
- 床に「スタート→ゴール」のラインをテープで作る。
- スタートにクッション1枚、ゴールまでに3~4枚置く。
- 「クッションからクッションへジャンプ!」と声かけ。
- パパ・ママも一緒に跳んで、成功したらハイタッチ。
脳への刺激ポイント
- 跳躍動作で下肢筋力UP!
- 親子の一体感で楽しさUP!

宝さがしさんぽ(認知・探究心)
目標発達:観察力・認知能力/約2歳6ヶ月~3歳頃
場所:庭先や近くの公園
時間:約10分
材料・道具
- 小さなバスケットやビニール袋
- 事前に準備した「お宝リスト」(葉っぱ3種類、小石、どんぐり、花びらなどの写真またはイラスト)
- ママ・パパが「今日はお宝探しに行こう!」と声をかけ、お宝リストを見せる。
- 子どもと一緒に公園の中をゆっくり歩きながら、リストのものを探す。
- 見つけたらバスケットに入れ、「これは何色?」「どんな手触り?」と五感で確認。
- 全部見つかったら、「やったね!」とリストにチェックを入れてゴール。
脳への刺激ポイント
- 目で探す→手で触る→名前を言う、という一連の動きで認知機能が刺激されます。
- 「次は何かな?」という期待感が探究心を育て、長時間集中して歩き回れます。

シャボン玉キャッチ(運動能力・協調性)
目標発達:追視能力・動体視力/約2歳頃
場所:広めの芝生や敷地内の安全なスペース
時間:約5~10分
材料・道具
- シャボン玉液とシャボン玉フープまたは吹き口付きポンプ
- 風のない、平らな場所
- ママ・パパがシャボン玉をゆっくり吹きながら見せ、「追いかけてキャッチしてみよう!」と声をかける。
- 子どもは目でシャボン玉を追い、手を伸ばしてはじいたり、つついたりしてキャッチ感覚を楽しむ。
- 慣れてきたら、ママ・パパが高く大きなシャボン玉を吹き、子どもが体いっぱい動かして追いかける。
- 最後に一緒に「バイバーイ!」と言いながらシャボン玉を見送って終了。
脳への刺激ポイント
- 目で追う→手を動かす動作が、視覚の発達と運動神経を同時に鍛えます。
- 「キャッチできた!」という成功体験が協調性と自己肯定感をサポート。

ちょこっとあそびQ&A
Q1. 子どもがすぐ飽きちゃう…どうすれば集中してくれる?
A1. 遊びは1セット5~10分に区切り、合間に「次は何かな?」とワクワク感を演出しましょう。たとえば、ビーズ通しが終わったらすぐにほかの遊びに切り替え。道具の色や音を変えるだけでも「新しい遊び!」と感じて集中力が持続します。
Q2. パパをどう巻き込む?いつもスマホばかりで……
A2. 「お手本」「タイムキーパー」「審判」など役割を与えると参加意欲がアップ。たとえば「ママが赤、パパは青と言ってカウントしてね」「〇秒タイムをスマホで計って!」など、パパがやりがいを感じる仕掛けを盛り込むと自然に楽しんでくれます。
Q3. 子どもが疲れやすくて、すぐ休憩を求める……どう工夫する?
A3. 休憩も遊びの一部にしましょう。ミニブレイクとして「ストレッチ大会」を導入。「ぴょんぴょんお星さま体操」「くるくるタコさんストレッチ」など、身体を伸ばしながら笑える動きを交えれば、疲れた中でもリフレッシュ&意欲回復が期待できます。
まとめ:週末の“ちょっと”が未来の大きな一歩に
- 5~10分×5レシピで十分刺激的!
- 飽きないようにレシピをローテーションし、「次は何かな?」とワクワク感を演出。
- 親子で「できた!」を積み重ね、自己肯定感と成長を同時に育みましょう。
週末遊びは、子どもの成長も家族の絆もグンと深めてくれる大切な時間です。ポイントをおさえながら、楽しい最優先で遊んでくださいね。
◼️監修:知育アドバイザー・いしびききょうこ
【 監修・取材背景の参考文献 】
・父親と子どもの遊びが発達に与える影響
父親との身体を使った遊び(”rough-and-tumble play”や創造的な遊び)は、子どもの認知・社会・情緒面の向上と関連があるとしています。https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28a/syocyu-2-1_a.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/advpub/0/advpub_21-040/_pdf